とんかつ けい太 西荻窪
突然ですがとんかつっていいですよね。
ちょうど良いご馳走感があるし、価格帯も無理しすぎないところが最高な食べ物だと個人的に思っております。(最近はそうでもない店が増えていますが)
今回の本題は西荻窪にあるとんかつの名店です。
西荻窪駅から徒歩30秒ほどの立地ですが、存在を知らない人はまず気付かないでしょう。
この地下1階にあります。
店内はカウンター10数、テーブルが2卓ほどの大きさです。店主が揚げている様子が見ることができるのが最高ですね。
メニューは鹿児島の六白黒豚がメインで、ロースとヒレが選べます。さらには季節ごとに異なるブランド豚が入荷するようです。
今回は六白黒豚のヒレを注文。
しばらく待っていると私はあることに気づきます。……揚げる音がしない‼︎
決してサボっている訳ではありません。笑
けい太さんは低音で揚げるとんかつを提供します。最近やたら低音流行ってますよね。
とんかつ屋さんでもちらほらと見かけるようになりました。
しかし低音で揚げると当然時間はかかる訳で、その辺りは店主の妥協なき心意気を感じて勝手にテンション上がります。笑
さてさてそんな訳で出てきたお料理がこちら。
断面のロゼ感…なんとも淫靡ではないか。
かぶりつきたい衝動を堪えて、ベジファースト精神よりまずはキャベツから。
何とも瑞々しく甘みを感じる。ドレッシング無しでもいけるやつ。とんかつ屋はキャベツの出来で決まると言うが、その時点で勝ち組確定。
そしてお待ちかねのヒレカツへ。
むぎゅーっと赤身肉らしい食感、ストレスは一切なく歯が通る。咀嚼するたびに溢れる旨味が心地よい。
脂のあるトロトロ系とは一線を画し、咀嚼喜びを味わえる系のやつ。
これは是非一度食べに来て欲しい。
豚汁やメンチカツも手を抜くことなく作り込まれている。
完全予約制になるので、特に週末は早めに予約した方がいいでしょう。
とんかつ けい太
東京都杉並区西荻南3-10-6 中村ビル B1F
https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131907/13241723/